印刷会社の新規ビジネス成功支援を専門とするコンサルティング会社 ブライター・レイター のブログです。

2017年4月24日月曜日

ロックな印刷物:#ギタマガベーマガ表紙 コラボ 2017年5月号

個人的な話で恐縮ですが、最近何十年か振りにギターを手に入れました。「ジャカジャカかき鳴らす楽しさは昔と変わらないなぁ」と思いつつ、手首のかたさやリズム感のなさも昔と変わらないことにガッカリしています(笑)

あわせて、ギター雑誌も(同じく何十年か振りに)手に取るようになりました。皆さんもご存知の通り、バブル崩壊以降雑誌市場は縮小傾向にあります。ギター系を含む音楽雑誌でも休刊・廃刊となったものは少なくありません。書店の音楽雑誌コーナーも、昔に比べると随分と小さくなった気がします。

 そんな状況に抗うように、ギター・マガジンベース・マガジン(ともにリットー・ミュージック)が2017年5月号で「表紙コラボ」という面白い企画を行っています。両誌の表紙を並べると1枚の大きな写真になるというもので、ともにフェンダー特集号ということで実現したものだと思われます。ちなみに、この写真は岡田貴之さんという写真家さんが撮影されました。カッコイイですよね♪

本屋さんでこの2誌が並んでいたらとても目立ちそうです。音楽雑誌に特に興味のない人の目も引きそうです。また、どちらかを目当てに来たのに、ついつい両方買ってしまう人も出てきそうです。実際、TOKIEさんファンの私もこの作戦にまんまとはまり、両誌をセットで買いました(笑)

ただ、ウチの近所の本屋さんではこの「表紙コラボ」に気がついていないのか、残念ながら別々の場所に置かれていました・・・折角の良い企画を実売にもつなげるためには、本屋さんにも企画に気がついてもらう&しっかり活かしてもらう働きかけも必要そうです。

話題性の高さや店頭でのインパクトを意識した「表紙コラボ」は、これから増えていくかもしれません。今回は同じ出版社での企画でしたが、キャンペーンの規模によっては、出版社の枠を超えた「表紙コラボ」の可能性も考えられます。

一方で、「表紙の広告枠化」については慎重なところもありそうです。何せ、表紙は雑誌の顔ですから。ただ、こういう企画があるとお店に行く楽しみが増えるので、個人的には(時々で構いませんの)実施していただきたいです。

今年のゴールデンウィークはロックな印刷物についてのディープな情報を集めつつ、ギターの練習にも励みたいと思います!

追記:今年のゴールデンウィーク前半(2017年4月25日〜5月1日)、この写真を使ったフォトブースが西武渋谷店A館1階に設置されます。フェンダーのギターとメガネを扱うポップアップストアのプロモーション用で、B館5階には試演奏室も設置されるとのこと。フェンダー、攻めてて良いですね!

2017年4月14日金曜日

新サービス #ConnectedPrint(#コネクテッド・プリント)始めました!

ブライター・レイターは、2017年春より新サービス #ConnectedPrint(#コネクテッド・プリント)をスタートします。

#ConnectedPrint は、「Webとリアル」がつながる印刷物をプロデュースするサービスです。特に、以下のような課題をお持ちの広報・マーケティング・販売促進ご担当者さまを対象としています:
  • サービスや商品の認知度がなかなか高まらない。
  • 新しい見込顧客との出会いが少ない。
  • 見込顧客のナーチャリングが思うようにできていない。
  • 既存顧客との関係が深まらない。
  • 社内の一体感が高まらない, etc.

イベントやセミナー、パーティ、クラブ活動、企業ミュージアム、ショールームなどでのFace-to-Faceコミュニケーションは、こうした課題の解決に適しています。しかし、そのチャンスを活かしきれていない企業・団体は少なくありません。

#ConnectedPrint では、以下のような遊び心のある「Webとリアル」がつながる印刷物を通してFace-to-Faceコミュニケーションを活性化し、御社の課題を解決します:
  • #MyColorCard(#マイカラーカード)
  • #ConnectedBadge(#コネクテッド・バッジ)
  • #Logoサテンシール・#LogoTatooシール
  • #別注招待状・#別注お礼状・#別注お土産Box
  • #寄せ書きPoster・#寄せ書きWall
  • #500部新聞, etc.

詳細はこちらの #ConnectedPrint 公式サイトをご覧ください:
https://connectedprint.tokyo/

また、#ConnectedPrint 公式 Twitterアカウントも開設しました。こちらのフォローもお願いします:
@ConnectedPrint

Face-to-Faceコミュニケーションを通じて課題を解決したい皆さまからのご連絡、心よりお待ちしております。
#MyColorCard

2017年3月29日水曜日

ロックな印刷物:"Their Satanic Majesties Request" by The Rolling Stones

1967年末、ローリング・ストーンズはアルバム「サタニック・マジェスティーズ」(原題:Their Satanic Majesties Request)を発表しました。このアルバム、ジャケットにサイケデリックな時代の香りがぷんぷんする(笑)魅力的なレンチキュラー(3D印刷)が使われています(サイズ:およそ8インチ(20cm)角)。

おそらく、このアルバムはレンチキュラーがジャケットに使われた世界で最初のものだと思われます(注:きちんと調べていないので、間違っていたらごめんなさい)。ちなみに、メジャーな映画で最初にレンチキュラー製宣伝用ポスターが使われたのは、スタンリー・キューブリック監督「2001年宇宙の旅」(1968年公開)と言われています。

さて、「サタニック・マジェスティーズ」に使われた3D印刷物は、米国・ニューヨークのVari-Vue社(1953年設立)が印刷したものです。Vari-Vue社はレンチキュラー用のレンズや印刷方法を独自に開発し、ビルボード(大型看板)や大統領選のキャンペーン用バッジなどをレンチキュラーでつくったりしていました。

このアルバムは、ジャケットだけでなく収録曲も魅力的です。Apple社が1998年に発表したパソコン iMac のCMに使われた She's a Rainbow は、このアルバムの曲です。「ブルースじゃない(ストーンズらしくない)」という理由からストーンズファンの評価は必ずしも高くはありませんが、私はサイケデリックでカラフルだからという理由で大好きです(笑)。ぜひ一度、ステキなジャケットと一緒に曲も楽しんでください。サイケな世界にどっぷり浸れますよ♪

2017年3月24日金曜日

「実は今、輪転IJ機の導入を検討しています」

先日、あるメーカーの印刷物発注担当者であるHさんから、「実は今、フルカラー輪転インクジェット式デジタル印刷機(輪転IJ機)の導入を本気で検討しています」とのお話をお伺いしました。

Hさんは現在、マニュアルの印刷をご担当されています。それらは数台のトナー系デジタル印刷機で生産されており、印刷量は月間およそ300万〜400万カウント(1カウント = A3片面)、そのうちカラーは100万カウントほどです。記事末の写真は、現在カラーのマニュアルを印刷しているフルカラーデジタル印刷機の内部です。

Hさんは、数台のトナー系デジタル印刷機を集約、上流システム+輪転IJ機+製本機による自動化でこれらの仕事を行う事を前提に考えています。その効果として、まずは以下を見込んでいます。
  • コスト削減
  • 納期短縮
  • サービス品質向上
  • 自動化・スキルレス化が進んだスマート工場化、など


あわせて、以下の実現も目指しています:
  • もっと分かりやすい・使いやすいマニュアルの実現:
    • 「分かりやすい・使いやすいマニュアルが、お客さまがウチの製品を選ぶ理由のひとつになってくれると良いですね」(Hさん談)
    • 私(筆者)は、マニュアルをもっと分かりやすく・使いやすくすることは十分可能だと考えています。例えば、Hさんの会社で生産している機器の利用状況・稼働状況のデータを収集・蓄積・分析して、もっと分かりやすい・使いやすいマニュアルに活かすこと。これは「IoT x マニュアルづくり」という仕組みをつくることで実現できます。
  • マニュアル以外の印刷物の提供:
    • 既存の仕事(マニュアル印刷)を輪転IJ機で置き換え、さらにスマート工場化することで、印刷機の稼働時間にはかなりの余裕が出ることが見込まれます。余裕が出た時間でマニュアル以外の印刷物を生産・提供することを考えています。
    • 私は、この実現も十分に可能だと考えています。上記のような機器の利用状況・稼働状況のデータがあれば、既存顧客向けに機器をもっと効果的・効率的に活用するためのアドバイスを提供する資料も提供できますし、新規顧客開拓用の営業用資料にも活用できますから。

Hさんは今、ビジョンや情熱を共有でき、また一緒に本気でそのビジョンの実現・進化に取り組めるパートナーを絶賛募集中です。とても刺激的な取り組みですので、きっとたくさんの会社から素晴らしいご提案があるのでしょうね。

どのようなパートナーを選び、どんな仕組みを実際に構築するのか。また、その仕組みをどのように活用するのでしょうか。とても興味のあるトピックですので、これからの展開もこのブログでご紹介できればと思います。
Stay Tuned

2017年2月20日月曜日

ロックな印刷物:"Love Festival Poster" @ UFO Club

ロンドンで1967年の夏に花開いた "Summer of Love" は、まだ寒い頃から着々とエネルギーを蓄えていました。その苗床のひとつがUFOクラブです。

UFOは1966年12月に開店し1967年10月に閉店した短命のクラブですが、デビュー前のピンク・フロイドソフト・マシーンがライブ&ライトショーを行ったり、ロンドン滞在中のジミ・ヘンドリックスが演奏したという伝説があったりするスゴイところです。

UFOクラブはイベント告知用ポスターのデザインの良さでも群を抜いていて、この "Love Festival" のポスターはその代表的なもののひとつです。2017年2月10日と17日に行われたイベント告知用ポスターで、白地にシルクスクリーンでピンクと赤のインクで印刷された技術的にはシンプルなものです。

しかし、30インチ x 40インチ(約 75cm x 100cm)というサイズと、とてもポップなデザインで、寒くて暗い冬のロンドンの街を華やかに彩ったことは想像に難くありません。こんなポスターが貼られた街角を実際に歩いてみたかったです。もちろん、デビュー前のソフト・マシーンのライブも目の前で楽しみつつ (^ ^)

ところで、ピンク・フロイドのライトショーといえば、2014年にUFOクラブでのショーを再現したイベントがロンドンで開催されました。また、ピンク・フロイド展 @ ヴィクトリア&アルバート博物館(2017年5月13日〜2017年10月1日)でも、カスタムデザインされたレーザーライトショーが行われるようです。

デヴィッド・ボウイ大回顧展も日本に来ましたので、このピンク・フロイド展も同じように日本でも開催されることを期待しましょう!もちろん、その前にロンドンで見る機会があったら見逃さないようにしましょう♪

2017年2月9日木曜日

page2017レビュー(速報板)

2月8日〜10日、サンシャインシティ@東京・池袋で印刷メディアビジネスの総合イベント page2017が開催されています。私も初日(2月8日)に取材をしました。今回は速報版として、page2017のトレンドや見どころのポイントをご紹介します:

  • 注目のトレンド:
    • 生産の各工程(制作・工務・印刷・加工)のさらなる統合化:
      • 生産工程のさらなる自動化・省力化・スキルレス化の進展
      • 生産工程のさらなる柔軟性やきめ細かさの向上
      • 生産キャパシティのさらなる増加
    • 表現力のさらなる向上:
      • 表現でもWebと印刷の連携性向上
      • 印刷でも加工でも加飾
  • 注目の機材:
    • 後加工機
    • 検査機
    • ワークフロー
  • 独断と偏見(笑)での注目の展示:

それほど広い会場スペースではないのですが、じっくりお話をお伺いしながらの取材でしたので、まだ回れていないブースも多々あります・・・引き続き会場で取材して、また注目の展示などを見つけたらお伝えします。皆さんも、「これが面白い!」といった展示がありましたらぜひ教えてください。この記事が、2日目・3日目に会場に行かれる方々のご参考になれば幸いです (^ ^)

2017年2月7日火曜日

2021年以降の国際印刷機材展はどうなるの?

2020年までの動向は見えてきつつあるものの、2021年以降は不透明。これは、国内印刷市場ではなく、国際印刷機材展のお話です。4大国際印刷機材展は、ここしばらく以下のような周期で開催されていました:

  • 夏季オリンピック・パラリンピックイヤーにdrupa@ドイツ
  • その翌年に PRINT@米国
  • その翌年に IPEX@英国
  • その翌年に IGAS@日本

国際印刷機材展は、毎年異なる国で、各国/各地域やそのタイミングでの市場状況を反映した内容で開催されていました。確かに、印刷機などのハードウェアについては各機材展でそれほど違いはありませんでした。しかし、紹介されているソリューションやセミナーはそれぞれ独自性があって、私はそれぞれの機材展を視察するのを楽しみにしています。

しかし、今年(2017年)以降は少し様子が違います。IPEXとIGASが以下のように開催時期を早めたのです:

  • drupa2016@ドイツ・デュッセルドルフ(2016年5月31日〜6月10日)
  • PRINT17@米国・シカゴ(2017年9月10日〜14日)
  • IPEX2017@英国・バーミンガム(2017年10月31日〜11月3日)
  • IGAS2018@東京ビッグサイト(2018年7月26日〜31日)
  • drupa2020@ドイツ・デュッセルドルフ(2020年6月23日〜7月3日)

IPEXとIGASが時期を変更した背景には、drupaが「これからは開催周期を3年に変更し、次回は2019年に開催」と2015年2月に発表したことがあります。これを受けて、「IGASも3年周期に変更する」こと、あわせてJGASの開催をやめることが2015年3月に発表されました。また、2016年3月にIPEXが2017年の開催に関するリリースを出しました。

しかし、drupa2016期間中に「drupaはやはり4年周期で開催し、次回は2020年」との再度変更の発表がありました。IPEXは開催時期を再度変更する時間はなく、IGASも東京オリンピック・パラリンピックとの兼ね合いで、やはり変更は難しい状況です。その結果、2017年に2つの国際印刷機材展が開催される一方、2019年には1つも開催されないというスケジュールになりました。

では、2021年以降はどうなるのでしょう?2016年以前の周期に戻るのでしょうか。定期的・継続的に市場動向をウォッチし、またさまざまな市場の特徴を比較することを楽しみにしている私にとっては、それが望ましいです。しかし、印刷市場を巡る環境の変化は早く、国際印刷機材展の入場者数は減少傾向にあります。2021年以降は、これまでの延長線上で考えるのは難しいかもしれません。

皆さんは、2021年以降の国際印刷機材展はどうなるとお考えでしょうか?そもそも、印刷市場はどうなるでしょう。まだ少し先のことですが、頭の体操がてらいろいろ想像することをオススメします。きっと面白いことが見えてくると思います (^ ^)